セレクトベジが高知の篤農家が作った野菜をお届けします!

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篤農家
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高知の篤農家

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無農薬(オゾン水による殺菌・消毒)・減化学肥料(慣行栽培の3割前後まで使用料を抑えています)

美味しさを育てるのは太陽と土

 濱田さんが育てた野菜は、食べた瞬間から味のパワフルさに驚かされます。それは肉や魚の存在感が薄らいでしまうほど。
「自分たちが食べて美味しい品種を選んで育てて、自分たちが食べて納得できるものしか出しません」という濱田さんは農業を始めてわずか5年。以前は全国トップレベルの耕耘機部品メーカーで営業を10年ほど勤め、高知県だけでなく県外の農業地をまわってきました。弱っていく農家の姿を目の当たりにして、「このままではいけない!」と使命感をおったように代々農業を営む実家へと戻りました。そして、着手したのは自らの経験と知識をフル活用した農業だったのです。
「全て露地栽培で、しっかりと太陽の光を当てる。そして、土は深く耕し、柔らかい状態にする。そうすることによって、野菜はしっかりとした根を張ることができ、味も栄養も高めることができるんです」
 野菜の美味しさを育てるのは「太陽と土」。濱田さんが取り組む農業は、まさに命を育てる原点にあるのです。

有機化学の農業

 野菜に与える肥料は有機肥料にこだわる濱田さん。近くの養鶏場と直接やりとりして肥料用に鶏糞を何トンも仕入れ、代わりにくず米やスリぬかを鶏のエサへと提供します。また、収穫後の米ワラも肥料として活用。命の恵みを無駄にしません。
「ただし有機物はきちんと分解されていれば肥料になりますが、そのままを田畑に入れては野菜の生育を邪魔する成分が出てしまう。農業って実は元素記号の世界なんです」
 その考え方は露地栽培には欠かせない「消毒」にも活かされています。濱田さんが消毒として使うのは、消臭・殺菌能力が高い気体物質「オゾン(O3)」。普通の水を原料にして、自宅の納屋にあるオゾン精製機で作製。飲んでもなんら問題のないものなんだそう。
 そして、収穫直後のお米を乾燥させる機械でも太陽光に近い自然な状態を再現。一般的には高温で次々と乾燥させるスピード重視の方法がとられていますが、濱田さんは50度前後でじっくり時間をかけながら乾燥。「作物に負担をかけないことが美味しさの秘訣」という言葉通り、そのお米はうま味が違います。

野菜嫌いにはさせない

濱田さんの畑では、季節ごとに常時10品目以上の野菜が栽培されています。どの野菜をセレクトするかは、「今時期、家庭でお母さんが子どもにどんな料理を作りたいかを想像する」のだそう。ちょっとユニークな気もしますが、『家庭』にこそ濱田さんの野菜作りのゴールがあるのです。
「食べた人の体の中で野菜がどう作用するか、そこまで考えなくてはダメ。だから安全なものを使わなくてはいけないんです。そして、野菜が美味しくなかったせいで、お子さんの好き嫌いが生まれてしまうかもしれない。ただ野菜ができました、売れましたではダメなんです。安全で本当に美味しい野菜を作らないと」

高知のまぶしい太陽。ふかふかの柔らかな土。命の恵みを活かした肥料。そして、作り手の人間臭さが育てるパワフルな野菜を、家族みんなで楽しんでください。

 

 

高知の野菜濱田さんの野菜は味がパワフル。深く耕した柔らかい途上で育つ野菜は、根を張り、味も栄養もパワフルになるのだとか。

高知の野菜
栽培する野菜は「家庭」を想像して、季節毎に常時10品目以上をセレクト。ただ安全・おいしい、というだけでなく、どんな料理を作りたいまで想像するのだとか。



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