セレクトベジが高知の篤農家が作った野菜をお届けします!
噛めばかむほど味が出て腹持ちも良い。噛むことは人下にとって大事なこと。
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ベーグル職人道に、人生を捧ぐのんびりとした時間が流れる住宅街にあるベーグル専門店。こぢんまりとした佇まいは、隠れ家という言葉が似合います。ここ「Oz Bagels & Cafe」のオーナー・宇田見隆司さんは建築の仕事に携わる一家の長男として生まれ、当然家業を継ぐものとして人生を歩んできました。その中で、大好物となる「ベーグル」に出会うのです。 「ベーグルは噛めば噛むほど味が出てくる。もともとは噛むことが苦手だったんですが、ベーグルに出会ってから噛むことは人間にとって大事なことなんだと知りました。それに腹持ちも良いでしょう。貧乏だった大学生時代には嬉しい存在でした(笑)」 「最初は趣味だったんですが、もともと凝り性なので小麦粉にこだわり取り寄せるように。気がつけば発酵機などの機械まで揃えてしまって(笑)建築の仕事も好きだったけど、自分の中で『何かが違う』という思いがずっとあり、一大決心しました」 10年歩んだ家業は弟にまかせ、2006年、カフェを併設したベーグル専門店をオープン。「一日中作り続けていても飽きない、苦にならない」という宇田見さんはすっかりベーグル職人の顔をしています。
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トマトベーグル 「トマト農家の中澤信康さんと交流があり、カフェで使うトマトは中澤農園のものに決めています。本当に美味しいトマトで『これをベーグルにしたらどうなるだろう?』と思い試作を始めました」 噛むほどに味わいが高まっていくベーグルゆえ、中途半端なトマトの味では物足りなさを感じたといい、なんと宇田見さんは水を一切使わずにトマト果汁100%でベーグル生地を作り上げたのです。完成した「トマトベーグル」からはトマトの香りがしっかりと漂い、食べると濃厚な甘みと爽やかな酸味が広がる。正真正銘のトマト味を楽しむことができます。 |
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ハニージンジャーベーグル 宇田見さん自身「ずっと低体温だったのに、食べ続けていると体が温かくなってきた」という食材・ショウガに着目。相性の良いハチミツに漬け込んだショウガを生地に混ぜ込み完成した「ハニー&ジンジャーベーグル」は、力強いショウガの風味とほんのり広がるハチミツの甘さのバランスが心地よい仕上がりに。 |
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ゆずベーグル 「高知と言えばコレは外せんかった!」というユズは、実際に産地まで足を運んでイメージを膨らませながら製作に取りかかりました。得意なジャム作りを活かして、香り高いユズを自家製マーマレードに。それを生地に練り込み完成したのが「ユズベーグル」。食べるとユズの香りが優しく広がり、ホッと心が安らぐ気がします。 |
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酒粕ベーグル そして、宇田見さんがもっとも苦労したのは地元の銘酒「文佳人」の酒粕を使った「酒粕ベーグル」です。本来の生地にはドライイーストを使っていますが、そこに生の発酵物である酒粕が入ると食感や重みが全くの別物になってしまうのだそう。また、生地の調整がうまくいっても、今度は茹でたり焼いたりするうちに酒粕の風味が薄くなってしまうという壁に直面。試行錯誤の末にやっと完成した「酒粕ベーグル」は、焼いてる時から風味が漂い「早く食べたい!」と思わせる仕上がりに。食べれば上品な甘みが豊かに広がり、リッチで幸せな気分を感じることができます。 |
「ベーグルはたくさんの可能性を持っている食べ物。ベーグルを通して、高知の魅力も発信していけたら」と語る宇田見さん。本格派のベーグルの美味しさとともに、力強く発信される高知の食材の美味しさをぜひご賞味ください。
実店舗ではカフェも併設元・建築士の宇田見さんが自ら改装した店内は温かみとオシャレさが同居。モーニングとランチに分かれるメニューには、ベーグルの定番の食べ方であるディップやサンドだけでなく、「フレンチトースト」「ベーグルドッグ」「ナン風ベーグルのカレー」などの個性派も。また、カウンター上には定番から創作まで毎日12種類のベーグルが並んでおり、自宅用にテイクアウトすることもできます。 |
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